各地の民話・伝説に見る鬼
鬼の洞伝説(広島県)
広島県の安芸高田市にある「鬼の洞」は、その名の通り、鬼が住んでいたとされる洞窟で、鬼の霊を祀っています。
この洞窟は、数億年前に帝釈川の浸食作用によって形成された鍾乳洞で、入口の幅は約2mですが、20~30m進むと奥行き20m、幅20m、高さ30mの空洞が広がり、その奥には多くの小さな洞窟があります。
伝説によれば、昔この洞窟には多くの鬼が住んでいました。
これらの鬼は心の優しい存在で、道に落ちた石を取り除いたり、岩屋の広場で踊りを楽しんで暮らしていたと言われています。
しかし、いつの日か鬼たちはいなくなりました。
現在もこの洞窟には鬼の膳棚・皿・刀掛けと呼ばれる岩があり、また洞窟の奥の小川は、美しい女が麻の芋をこいていたということで“おこぎ川”と名付けられています。
鬼の洞の鬼は、鬼の洞の中にある鬼の墓に眠っていると言われています。鬼の墓は、鬼の洞の奥にある大きな岩の下にあります。
鬼の墓には、鬼の首や骨が埋まっているとも言われています。
また、鬼の洞の祠には、酒や餅などの食べ物や、鏡や刀などの金属製品が供えられています。
鬼の洞の祠に供え物をすると、鬼の洞の中から鬼の声が聞こえたり、鬼の姿が見えたりするという言い伝えがあります。
また、鬼の洞の鬼は、鬼の洞の祠にお参りすると願い事を叶えてくれると言われています。鬼の洞の祠には、病気平癒や商売繁盛などの願い事が書かれた絵馬やお札が掛けられています。鬼の洞の祠にお参りすると、鬼の洞の鬼が力を貸してくれるといいます。
しかし、鬼の洞の鬼については、人間に恩恵を与えることもあれば、人間を魅了したり、殺害したりすることもありました。
また、鬼の洞の鬼が桃太郎によって退治されたという説や、鬼の洞の鬼が桃太郎の仲間だったという説もあります。
鬼の洞の祠は、鬼の洞の鬼と人間の関係を表す場所として、古くから親しまれています。
鬼の洞の祠に行って、鬼の洞の鬼の存在を感じてみてはいかがでしょうか。