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神か妖怪か 天狗の総合研究Produced by 高尾通信

天狗の正体



ガルーダ説

ガルーダ 天狗の起源については、インドの神話に登場する『ガルーダ』という神獣が前身であるという説があります。ガルーダはサンスクリットやヒンディー語による名称で、パーリ語ではガルラ(Garula)、英語やインドネシア語などではガルーダといいます。

 ガルーダとは古代インドの神話やインド二大叙事詩「マハーバーラタ」と「ラーマーヤナ」に登場する半人半鳥の姿をした霊鳥のことです。
 太陽のように輝く光を発するため、日本では一般に金翅鳥(こんじちょう)と訳されています。

 ガルーダは、ヒンズー教三大神の一柱(ひとはしら)である、世界の維持を司るヴィシュヌ神の乗り物として崇拝されています。
 東南アジア諸国ではヒンズー教や仏教などで親しまれている神様で、イスラム教国のインドネシア、仏教国のタイ王国では国章にも描かれています。

 ガルーダは金色の翼を持ち、頭に如意宝珠を頂き、つねに金の火焔を吐き、龍を常食としているといわれています。
 赤い翼を広げると336万里(1344万km)にも達するとされます。ガルーダは、人々に恐れられる蛇・竜のたぐい(ナーガ族)と敵対関係にあり、それらを退治する聖鳥として崇拝されています。

 このガルーダが中国に伝わり、空を飛ぶという共通の能力を持つことから土着の妖怪天狗と結びつけられ、下級の鬼神というイメージが作られ、それが日本に伝わったという推測です。

 ガルーダは、日本では、仏法を守護する八部衆の迦楼羅天の前身とされています。
 迦楼羅天は、毒蛇は雨風を起こす悪龍とされ、煩悩の象徴といわれることから龍(毒蛇)を常食としている迦楼羅天は、毒蛇から人を守り、龍蛇を喰らうように衆生の煩悩(三毒)を喰らう霊鳥として信仰されています。

 天狗は、元々は中国で凶事を知らせる流星を意味するもので、大気圏に突入し、地表近くまで落下した火球(非常に明るい流星)はしばしば空中で爆発し、大音響を発する。この天体現象を咆哮を上げて天を駆け降りる犬の姿に見立てているものです。

 天狗という言葉は古代の中国人が空を移動する流星(または隕石そのもの)を見て、光が描く線を流星の尾と考えて「天の狗(いぬ)」と呼んだことにはじまるといいます。

天狗の正体

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