青汁で粉症対策
青汁の効果
春先から多くの人が苦しんでいる「花粉症」。
春が近づき温かくなるにつれて、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどに襲われて苦しんでいる人も多いのではないでしょうか。そんな花粉症ですが、実は完全な治療法はまだ見つかっていません。
そのため、耳鼻科など病院に行っても、処方される薬は症状を緩和するためのものがほとんどです。
こうした花粉症の薬には眠くなる成分が入っているものなどもあるため、仕事などに支障が起きるのを避けて、服用したくてもできない人も少なくないはずです。
そんななかで、青汁の効用が最近注目されてきています。
もし花粉症対策に本腰を入れようと思っている人は、青汁を飲む習慣をつけるといいかもしれません。
青汁というと、野菜不足を解消する健康補助食品的なイメージがあり、あまり話題にのぼりませんが、原料であるケールには花粉症の症状を緩和し、改善させる効果があるとされているのです。
青汁とは、ご存知の通り野菜の葉、特に緑黄色野菜の葉を、絞ってジュース状にしたものです。
最近は顆粒のものを適宜水にといて飲むタイプのものもあるようです。
青汁には、もともとはいろいろな野菜が用いられていましたがが、現在市販されているものは「ケール」「大麦若葉」「いぐさ」などが人気の青汁のようです。
そもそも食材である野菜をそのままジュースにしたわけですから青汁には、通常の野菜食で摂れる栄養素、つまり各種のビタミンやミネラルが含まれています。
生野菜を直接食べるよりも優れている点は、ジュース状なった青汁は飲みやすく、生野菜より体内への吸収率も良いため、栄養バランスをとるのに適した健康食品と言えます。
野菜を加熱することで壊れてしまうビタミンC・B1・B2なども、青汁には多く残存していると言われます。
そんなとき、青汁でキューサイと共に名を知られてい「ファンケル」は、07年4月、青汁の原材料であるケールから、花粉症などのアレルギー性疾患に有効な成分「フラボノール配糖体」を特定したと発表したのです。
それまでに「ファンケル」では花粉症を緩和する有効成分も特定しており、ケールの青汁を摂取することで花粉症の症状改善効果が期待できる」と言及しています。
報道発表によるとファンケルではすでに、青汁の原料のケールに、花粉症のつらい症状を和らげる働きがある有効成分「糖脂質」を特定していました。
そして今回はその研究結果を元に、「ケールのどの成分がどのようなメカニズムで関与しているのか」を調べたところ、ポリフェノールの一種である「フラボノール配糖体(ケルセチン配糖体とケンフェロール配糖体)」がアレルギー症状のプロセスを抑える働きを持つことが特定できたというのです。
ファンケルではこれらの研究成果である「糖脂質」「フラボノール配糖体」という二つの成分を複合的に含む、ケール青汁が花粉症の症状改善に有益な食品として期待できるとしています。
いずれにしても花粉症に直接効くということではなく、普段から野菜不足の人が野菜を原料にしたものを飲み続ければ、体調もよくなって、花粉症の症状も改善されるのは当然のことです。
もともと日本は菜食が主だったので、栄養は比較的完全に近かったのです。だから、花粉症なんてありえないことだったのですが、欧米流の肉食、その他酸性食に傾いてきたため、体質がかわって、もとは全然問題でなかった花粉症が問題となってきたのです。
その意味からは、青汁によって体質を改善し体調を整えることは、確かに効果のあることでしょう。
青汁は病院で処方される薬のように即効性はありませんので、花粉症のシーズンが本番を迎える前から毎日摂取するようにし、花粉症対策を行った方がいいと言えるでしょう。
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ためすにあたって
ここで紹介させていただくものは、医薬品、治療薬ではありませんので、その効果が必ずしも証明されているものではありません。
確かにに中には、花粉症の症状軽減について報告されているものもありますが、個人差があったり、報告内容を医学的に精査されているとは限りません。昔からの伝承であって、根拠がしっかりしていないものも多く存在します。
このことを十分理解していただき、個人の責任の上で試していただく必要があります。