京王線・高尾山口駅前の「高尾山ふもと公園」が2025年7月2日、「東京都公園協会賞」の最優秀賞を受賞しました。
東京を緑豊かな都市にしようと、公益財団法人東京都公園協会が、「緑と水」の普及啓発などに取り組み貢献した個人や団体を表彰するため1965(昭和40)年から行っている同賞ですが、早くも今回で60回目となります。
最優秀賞を受賞した「高尾山ふもと公園」は、同駅から高尾山表参道までの道沿いにある広場を整備したもので、2024年4月に開園したもの。駅前を流れる案内川で東京都が進めていた整備工事が終わり、八王子市が公園として整備しました。川の整備にあたって、都は水辺に降りることができる階段状の護岸を新設したものの遊具などは置かず、余計なものを排除して自然に触れることができるというもの。高尾山への来山者が利用できるよう登山ルートや周辺地域、日本遺産について案内する看板、靴洗い場なども設けています。