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新選組ゆかりの地



日野市立新選組のふるさと歴史館

 日野駅から徒歩15分程のところに位置している「新選組のふるさと歴史館」では、平成22年度から、日野に残されている新選組資料を集めた常設展が行われ、新選組の誕生から終焉まで、郷土史を交えて展示しています。

 屯所があった京都・壬生の旧前川邸の図面や、新選組最後の隊長・相馬主殿(主計)の手記「贈友談話」、近藤勇が最初の目的を果たすために京都に残ると決めたときに書いた「志大略相認書」のレプリカなど日野市所蔵の貴重な史料は必見で、新選組がどのような役割を担っていたのかなど詳しく学べます。

 また、甲州道中及び日野宿、幕末、明治維新、自由民権運動等に関する資料を広く収集保護し展示公開しています。

 それにしても新選組ファンにとってさらに嬉しいのが、浅葱色だんだら模様の羽織や新撰組の衣装を着て写真撮影が行えるコーナーがあること。
 隊士気分を味わうことができるのです。
 現存している土方歳三の写真で着ている洋装を実際に着ることもできます。
 各種衣装のほか、斎藤一が使用していたとされる「鬼神丸国重(きじんまるくにしげ)」や坂本龍馬の銃といった小道具も用意されているのは、なんとも心くすぐる配慮です。
 施設のスタッフが撮影のお手伝いをしてくれるほか、刀の持ち方やかまえ方を教えてくれますので、ここは、恥ずかしさは捨てて、新選組になりきってポーズをしてみませんか。

 また、新選組の隊士の数人が日野市で学んだ剣術を体験できるコーナーがあります。
 おいてある二振の木刀のうち、より重い方が本物の刀と同じぐらいの重さです。
 最近は、新撰組を題材としたアニメの人気も手伝って、女性観光客の姿が多いのだとか。

 そのほか館内では新選組グッズを多数販売しており、人気ゲーム「薄桜鬼」とのコラボグッズなども取り扱っているようです。特に新選組のシンボルマークでもある「誠」をあしらったTシャツは、青・ピンク・黒などカラーバリエーションも豊富なため人気があります。
 やはり新選組ファンの方は必見ですね。

 場所は、日野市役所から徒歩5分ほどのところにあり、市役所の駐車場が使えます。(無料)
「新選組のふるさと歴史館」徒歩圏内には「日野宿本陣」の他、「井上源三郎資料館」、「宝泉寺」、「大昌寺」、そして「八坂神社」など新選組とゆかりある史跡もあります。合わせてお訪ね下さい。


新選組ゆかりの地情報
名称 新選組のふるさと歴史館
住所 東京都日野市神明4丁目16-1
アクセス JR日野駅から徒歩で15分
営業時間 9:30~17:00(入館は16:30まで)
休館日 毎週月曜日、年末年始
料金 日野宿本陣共通観覧券(歴史館+本陣)
大人(高校生以上)300円
小人(小・中学生)70円サンプルテキスト。


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御用改めである
日野の新選組訪ね歩き

日野は新選組副長の土方歳三や六番隊隊長の井上源三郎の出身地であり、子孫の方々が開館する資料館や数多くの史跡が残っています。これらを訪ね歩き新選組の波乱の歴史に思いを馳せます。

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