新選組ゆかりの人々
馬場兵助
馬場兵助は天然理心流の門人で、日野の佐藤道場で稽古していました。
日野八坂神社に奉納した天然理心流扁額にも名を載せています。
馬場兵助は、は文久3年(1863) 試衛館メンバーとともに14代将軍家茂上洛警護浪士組募集に応じ、上洛している。
妻子持ちだったので、浪士組が帰郷することになった時、近藤勇に説得されて京に残らず、帰郷しています。浪士組は新徴組と名を改め、江戸の警備に当たります。隊士募集に土方歳三が江戸に来た時、品川の釜屋まで見送りに行ったりしています。
その後戊辰戦争では新徴組隊士として庄内で戦い、庄内藩の開墾をし、明治に日野に戻りました。明治19年(1886)没する。欣浄寺の碑にも名前がみてとれます。