高尾山かりんとうがSNSで話題

高尾山のグルメ

高尾山薬王院で4月1日から販売が始まった「高尾山かりんとう 結-MUSUBI- 」が、SNSなどで話題を集めています。

このかりんとうは、東京家政学院大学の女子学生が中谷製菓株式会社(東久留米市)から「若者のかりんとう離れを防ぎたい」と依頼を受けたことによるものです。

学内でアンケートをして嗜好やニーズを分析し、「女子学生が好むかりんとうをベースとした新商品開発」という観点で、親しんでもらいやすい商品の形やパッケージの調査研究を行うなど、様々な共同研究をもとに開発されたのでした。

アンケート調査によれば、「よく食べるお菓子」としてはチョコレートやスナック、グミなどが挙げられた一方で、かりんとうについては「あれば食べるが、しけってしまうためあまり買わない」「祖母の家にはある」といった声が寄せられたとのこと。


つまりは、決して味やカロリーの高さを理由に、かりんとうを敬遠しているわけではないことがわかったのでした。


また、かりんとうの食味調査を実施の結果、細めで洋菓子のようなサクサクした軽い食感を「おいしい」と感じる人が圧倒的に多かったのでした。

そこで、若者にも気軽にかりんとうを手に取ってほしいと、湿気を防ぐため、また外出先でも食べやすいようチャック付きの小袋入りに紐ひもあしらい、持ち歩いてもらうことでPR効果も狙います。

また、良縁成就で知られる高尾山にちなみ、パッケージにハートをあしらい、ハート形のかりんとうも数個だけ紛れ込ませ探してもらう遊び心を加えて、若者向けに軽めの食感や「SNS映え」するおしゃれなパッケージを取り入れることとしました。

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