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特産品・お土産ご紹介(ワイン)

 1870(明治3)年に山田宥教(ひろのり)氏と詫間憲久(のりひさ)氏の2人の日本人が、日本酒の醸造技術を応用し、甲府でワイン造りを始めました。
 甲府盆地は晴れの日が多く、水はけのいい広大な土地が広がっています。山々に囲まれていることが影響して昼夜の温度差が大きく日照時間が長い気候、さらに傾斜地が多い土地です。
 ブドウの糖分は昼間につくられ、その糖分は夜にエネルギーとして消費されるため、夜の温度が低いほうが、昼間につくられた糖分が落ちなくて済みます。このため昼夜の寒暖差の大きい山梨のブドウは美味しくなりやすいといわれています。
 このように甲府盆地の気候・風土はぶどう栽培には適しており、土地の固有種である甲州種のぶどうを用いて日本で初めて国産ワインが製造されました。
 現在では市内に4つの個性的なワイナリーがあり、さわやかで上品な口当たりの「甲州ワイン」をはじめ、地元産のぶどうを使用したさまざまなワインが造られています。
 

サドヤワイナリー

 1917(大正6)年創業の老舗ワイナリーです。
 その広い敷地には、醸造所やワインセラーだけでなく、結婚式ができるチャペルや優美なフレンチレストランが併設されています。
 山梨の風土を生かしたワインは、バランスのとれた優しく上品な味わいで、毎日の食卓を彩る食事と一緒に美味しく飲めるワイン作りを心がけているとのことです。
 日本だけでなく国際的なワインコンペティションでも数々の受賞歴があるワインが揃っています。












シャトー酒折

  世界のワインを輸入する木下グループが、自ら国産ワインの醸造を目指して1991年に設立したワイナリーです。
 常に海外のワイン製造技術に関する最新の情報を得て、各国から導入した設備を使用し、甲州、マスカット・ベリーAなど日本固有の葡萄品種を中心とした日本ワインを醸造しています。
 甲州、マスカット・ベリーAなど、日本固有のぶどう品種を使用してワイン醸造を行っています。
 毎日楽しめるコストパフォーマンスの高いワインから、世界に発信するプレミアムなワインまで幅広いラインナップが自慢で、ぶどう栽培家と協力をしながら高品質なワイン作りを努めているとのことです。












ドメーヌQ

  日本では栽培が難しいと言われたピノ・ノアール種の栽培に成功したワイナリーで、およそ36坪の日本で一番小さなワイナリーながら、ピノ・ワール種国内最大級の栽培本数を誇っています。

 フランスの高級ワイン「ロマネ・コンティ」の原料として知られるピノ・ノアール種を使ったオリジナルワイン「ドメーヌ・久」は希少なワインとして多くのファン注目されています。













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