これは外せない甲府定番観光スポット
甲府市歴史公園
甲府駅を下車してすぐに位置している「甲府市歴史公園」は、観光時間を十分に確保することができない人にもおすすめのスポット。
日本100名城の一つ甲府城の城跡は、中央線(現在のJR中央本線)が開通して城跡に甲府駅がつくられ、かつての城域は分断されてしまいました。現在、城跡の一部は、中央本線の線路をはさんで舞鶴城公園、甲府市歴史公園として整備され、一般に開放されています。
復元された山手御門とは、山手門(やまのてもん)(高さ約6m、幅約5m)と山手渡櫓門(やまのてわたりやぐらもん)(高さ約12m、幅約14m)のことを指し、かつて追手門、柳門とともに三つの門が配置され、この内、甲府城の内城の最北端にあった門が「山手御門」です。
しかし、明治期に破却され、市街地化が進み、山手御門周辺の石垣も崩され、堀は埋め立てられました。今では中央線の線路で分断されています。
平成9年に日本鉄道建設公団用地内で山手御門に関する堀や土橋などが出土し、それに係る発掘調査の結果、山手御門の位置が特定、確認されたことなどから、JR甲府駅の北口で甲府市歴史公園の建設を進めてきた甲府市により、長い歳月を経て、「楽只堂年録」に描かれた時代(18世紀初)の姿に復元され、甲府市歴史公園として整備されています。
山手渡櫓門の中は展示室になっていて、発掘調査で出土した瓦や陶磁器、山手渡櫓門のミニチュア模型、江戸時代の歴史資料などを展示しています。
展示室を抜けると、展望スペースになっていて、四季折々に変わる甲府城趾を前景にした富士山を見ることができ、多くの観光客が訪れます。歴史公園からの風景は、舞鶴城公園、古(いにしえ)の道とあわせて「関東の富士見百景」の1つに選ばれています。
詳細情報 | |
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名称 | 甲府市歴史公園 |
住所 | 甲府市北口2 |
アクセス | JR甲府駅から徒歩5分 |
営業時間 | 営業時間: 9:00~17:00 定休日: 月曜日(祝日は開館)、祝日の翌日、年末年始(12月29日~1月3日 |