じっくり甲府を楽しむ大人には見逃せない観光スポット
金峰山
甲府市・北杜市・長野県川上村にまたがってそびえ立つ金峰山(きんぷさん、きんぽうさん)は、標高こそ北奥千丈岳にわずかに及びません(標高2,599m)が、名実ともに奥秩父の盟主にふさわしい山容を誇ります。
山頂に突き出た五丈岩は遠方からも見え、山梨県側では「きんぷさん」、長野県側では「きんぽうさん」と呼び、古くから甲州御岳山といわれています。
日本百名山、新日本百名山、花の百名山および山梨百名山のひとつです。コースによっては手軽に日帰りできる山として、特に紅葉 の時期には多くの登山者で賑わう人気のある山です。
登山口は甲府市黒平のほか、北社市増冨温泉、山梨市牧丘町の大弛峠、長野県側の川上村廻り目平などがあるが、山梨市牧丘町と長野県川上村の境にある大弛峠から入る片道2時間30分のコースが最も登りやすく、登山初心者や中高年に人気のコースとなっています。
修験道の開祖、役小角(えんのおづぬ)によって奈良県吉野の金峰山から蔵王権現を勧請(かんじん)したことに始まるとされる金峰山信仰は、山頂にそびえたつ五丈岩(高さ約15m)を本宮とし、各登山口には、金櫻神社や金峰神社がまつられました。
言い伝えによると、金峰山にある五丈岩には、神代の昔に大己貴命(おおなむちのみこと)とともに国造りにあたった小彦名命(すくなびこなのみこと)が鎮座すると言われており「御像岩」と呼ばれていました。
また、日本武尊(やまとたけるのみこと)が東征の時、金峰山に登り、この山が霊地であると感じ、御像岩の下に社殿を建てたといわれています。
日本の神様のエネルギーがもらえるパワースポットでもあります。
詳細情報 | |
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名称 | 金峰山 |
住所 | 甲府市黒平町 |
アクセス | 甲府駅から車で約1時間45分(登山口「大弛峠」まで) |